なぜ子どもはティッシュを無限に出すの？その理由とラクになる工夫3選

「うわっ！また出してる〜！！」
そんな声が思わず漏れてしまう瞬間、育児中なら一度は経験ありますよね。

ティッシュの箱に手を伸ばし、まるで魔法のように一枚ずつ引っぱり出していく小さな手。
「お願い、やめてぇ〜！」と叫ぶママの心とは裏腹に、当の本人はキラキラした目でドヤ顔…。
でもこの行動、実は“ただのイタズラ”ではないんです。

この記事では、なぜ子どもがティッシュを無限に出すのかという理由と、イライラせずに済むちょっとした工夫をご紹介します。

ティッシュ無限ループの裏にある、子どもの「すごい発見」

「出てきた！すごい！」驚きの仕組みにワクワク

子どもにとって、ティッシュボックスはおもちゃ以上の存在です。
引っぱるだけで、スルスル〜っと何かが出てくる…これは大人にとっては当たり前でも、子どもには衝撃の発見！

「こうしたら、こうなる」という因果関係を学ぶ、とても大切なステップなんです。
あの誇らしげな顔は、「自分で発見した！」という感動の証かもしれません。

「やめて！」の反応も、ちょっと楽しい

もうひとつ見逃せないのが、“ママの反応”。
「やめてって言われた！なんか面白いことが起きたぞ！」と、子どもなりに社会的なやり取りを学んでいる瞬間でもあります。

ママが焦れば焦るほど子どもはヒートアップ…。
そう、ティッシュ無限ループはちょっとした“親子のリアクションゲーム”なのです。

ティッシュ問題を乗り切る！ラクになる3つの工夫

1. 手が届かない場所にティッシュを移動

まずは物理的に触れられなくする作戦。
テーブルの上やソファの横などは絶好の“狩場”なので、少し高い位置に置き直すだけでも効果は抜群です。

使うときだけ取り出す習慣をつけると、無駄遣い防止にもなりますよ。

2. 最初から「出してもいいティッシュ」を渡しておく

全部ダメ！だと、逆にやりたくなるのが子どもの心。
そこで「この5枚だけOKね」とあらかじめ渡しておくと、「許された範囲でやってみる」ができるようになります。

この方法は、自分でコントロールする力を育てることにもつながります！

3. チラシやいらない紙で「ティッシュ屋さんごっこ」

チラシや古いコピー用紙を小さくカットして、空き箱に入れるだけで「遊び用ティッシュボックス」が完成！
これなら思う存分出してもOKだし、ママのストレスも減るし、子どもは満足。
「ティッシュ屋さんごっこ」なんて名前をつけてあげれば、さらにごっこ遊びに広がって楽しいですよ♪

「困った行動」は、成長している証拠

一見、「なんでこんなことするの〜！？」と思う行動にも、ちゃんと意味があります。
ティッシュを出す行為も、物の仕組みや親の反応を知る学びの時間。

もちろん、片づける側は大変だし、毎日は付き合えません。
でも、ちょっとだけ視点を変えて、「そうか、成長してるんだな」と思えると、心が少し軽くなりますよね。

まとめ：今は困っても、きっと笑える思い出になる

ティッシュ無限ループも、成長のひとコマ。
「またやってる〜！」の先に、「昔よく出してたよね〜！」と笑える日がきっと来ます。

子育てって、毎日が予測不能の連続だけど。
ちょっとした工夫と、少しの余白があれば、怒らずにすむ場面も増えるかもしれません。

ティッシュを出す子のドヤ顔、今のうちにしっかり見ておきましょう。
そのキラキラした目の奥には、「世界って面白い！」という発見が詰まっていますよ。